和歌山の熊野古道をバックパッカーするために中辺路R311はボクの主要道路だね。これまで何度そこを走った事だろうか。
よく熊野古道館に寄りさちこさんからパンをいただいたりした。
そしてたまに近くにある清姫さんの墓所に寄るんだ。
なんでかな?道沿いだからでもあるんだけど、川沿いで心地よい空間がそこにあるからなんだね。歩いた時に寄ったから懐かしさもあり寄るんだ。
今回は帰りがけ墓所に。
初めて気付いたのだが、こんな説明書きが。

うん、ボク耳が遠くなってね。治してくれますか?と7回唱えた。
オメー日頃の行い悪いから治らんな!と言われた気がしたか(笑)。
そしてその近くにはこの案内が。

ここは歩くルート上なので、ボクも歩いたんだ。上には小さな集落があってね。清姫さんゆかりの集落だとは知っていたんだけど。
歩いた時、ここには寄らずだったのでずっと後悔してたんだ。

でも今回やっと行く事にした。
さて、ここからだ。

リュックは背負ってないけどバックパッカーの気分になっていたな。
すぐにこんな井戸があり。

分かれ道だ。コンクリートの道沿いに行ってはだめだ。左側の土道の方へ。

ここが清姫さんが生まれた場所だとか。

説明書はどれも難しい。
わざと難しくしているのか?なんて頭の悪いボクには思えてしまう。
えっ!?清姫さん13歳だったの!と言うぐらい(笑)。

このような物語は実際にあった事なのか?なんてボクは疑ったりしないんだ。それよりボクには何故こんな物語が生まれたのか?先人達は何を後世に伝えたかったのか?と考える。そこにはおそらく、悔しさ、はかなさを垣間見えるような気がするボクなんだ。なので思わず手を合わせたくなる。
それは悲しい出来事の方に傾くからだな。
良しにつけ悪しにつけ、今の私たちは先人の苦労があって成り立っていると考えると、ご先祖様、先人さんに手を合わさずにはいられない。
うん。ボクは熊野古道のような巡礼の歴史街道を歩くのが好きだな。
ちょっと怖い時もあるけどね(笑)。
by理事長