海山にこいま 熊野古道バックパッカー

紀伊路第3弾パート39

ボクのバックパッカーにはそぐわない賑やかな街を歩いて行くと、こんな標識が。

和歌山駅まで遠いようですぐに着いたか。

方向音痴なオッチャンは駅近くだと言うのに駅がなかなか見当たらないので、道行く人に聞いた。

あれが駅ですよ!と。

あかんやり〜駅見えてるのに聞いたら!で(笑)。

いや、目には入ってたのだが、駅の文字が無く着いてるタイミングなんやけどな!とは思ってはいたのだが。

この日も、運良く丁度電車がありラッキーだった。確か2時ぐらいの電車だったか。

切符は間違わず買えた。凄い進化したボクが嬉しく(笑)。

デリカを置いてあるのは道成寺だ。なんとその手前の御坊駅で乗り換えがあると。とてつもない試練だ。乗り換えなんて作ったらあかんやり〜落ち着いて乗っとれんやん〜と心の中で叫んでいたな。

うん。近年耳の聞こえがかなり悪くなったので、電車の中のアナウンスなんかヒャラヒャラと英語のようにしか聞こえないんだな。

何番ホームの電車に乗るかだ!。ボクは電車を降りたらすぐに駅員さんを探す。居ない場合は運転手さんに聞く事にしてるんだ。まあだいたいは運転手の周りには交代?の人が居たりするかな。

間違わず乗り換える事ができた。えらいぞ!ボク!の心境(笑)。

ここはどこやろ!?。

そう、ふるさと道成寺だ。

さっきまでの都会と違い、ほっとする道成寺の町。バックパッカーのボクには第二のふるさとが和歌山にはいっぱいできたんだ。

ふるさと道成寺に帰って来た。

デリカちゃんが文句も言わず待っててくれてる。

ただいま〜と言うとお帰り〜と聞こえるぐらいの精神状態になっているボクだ。

デジカメで撮った写真はこれが最後だ。

2025年4月13日15時49分だ。

駐車場のオッチャンもお帰り〜と。

オッチャンは確かボクより六つぐらい歳上だったか。奥さんまでわざわざ迎えてくれた。

ふるさと道成寺だ。



そう。町起こしなんて簡単なんだよ。

皆んなが同じ方向を向いたら良いだけの事なんだ。

熊野古道を歩く人を現代の巡礼者と位置付け、挨拶でもてなしたら良いのだ。

そうすることで、人が人を呼んでくれて町が豊かになる。

まず、お金儲けよりも心が大切なんだ。

その発想が地域皆んなに生まれたら、どこの町より輝く事だろうな!とボクは思う。




次は紀伊路最終回。

寒くなるまであるけない現状のボクを唯一癒してくれたのは、紀伊路ブログを書く事で、またワクワクする事ができていたんだ。そこでは自己満足で申し訳なかったが、ブログにより二度歩けるのは素晴らしいと思ってた。

最終回では、子供のようなオッチャンの自撮りを紹介したい。まあこのオッチャンの顔など見たくはないと思うが、ご容赦くだされ。

このブログではボクが生きた証として、またあの日あの時、何をどう考えていたか?記録の為にも書いているんだ。

つづく~( ̄^ ̄)ゞ


by理事長

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