こちら、雨らしい雨はしばらく無いですね。
今日吊り橋から見たら案の定瀬切れしてました。

昨年の最悪の水枯れにはまだ先だと思いますが、しばらくまだ晴れが続くようだし心配しています。
大変混雑したお盆も終わり、今日がピーク最後の日曜日かな。
平尾は凄い人出でした。

ちょっと考えてみますと、平尾の上側のこちらは瀬切れしているのに平尾は水がウルウルしてますね。
そう、表面水が無くとも下流がウルウルしているのは、これぞまさしく川の下に川がある!と言う銚子川の特徴を表しているのですね。
銚子川はごらんのように小さな川です。こんな川なら水枯れしたらすぐに干上がるものですが、最上流部が大台ヶ原であるのが救いでもあり大台ヶ原は雨の多さが日本でも有数地帯でもあるのですね。
大台ヶ原の雨が伏流水となり銚子川が形成されていると言えます。そこにはやっぱり奇跡的な河床勾配と川砂利の丸さが水の濾過装置となり、上流から河口までの透明度が全国的にも珍しく素晴らしいと。
だからこそ汽水域で繰り広げられる自然現象、生物の見えない営みが見える川として奇跡と呼ばれる事になったのですね。
それに気付いたのが、ネイチャーフォトグラファーの内山りゅうさんなのです。
感謝。
この素晴らしい奇跡を大切に考えモラルマナーをしっかり守り遊んでほしいと思います。
by理事長